←TOPへ戻る

■「こころのアリカ」のSS


←4
5.

トゥルルル
ふいに、電話の音が聞こえる。
「ちょっと電話行ってくる。橘さんはここでくつろいでいていいから・・・」
「あ、ちょ、ちょっと。」
ふらふらと立ち上がろうとする和也を支える。
「私が行くから、夏目君はゆっくりしてて。ね?」
数秒、和也は考え込むが、
「じゃあ・・・頼んでいいかな?」
「うん♪」
ちょっと小走りでありかは階段を駆け下りた。

→6


 
←TOPへ戻る


 Copyright©2003-2007 Kaz/ARIKA-PROJECT All rights reserved
このページに含まれる全ての無断転載を禁止します